◆□実践編5~歌おうぜ!フレーズを□◆
人は楽をしたがります。
そうです。楽したがりなんです。
だから、リズム道場に入門したんですよね。
楽するために入門した ⇒ じゃぁ、ここだけはがんばらないとね。
この数週間だけでいいから、ガツンと張り切りましょう。(笑)
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□フレーズを歌おう
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どんなフレーズがどこにあるかはつかめましたか?
切り替わりのきっかけはつかめましたか?
全体的な構成は考えられましたか?
そうしたら、次はこれをしましょう。(笑)
【自分のパートと、その時のフレーズの両方を重ね合わせてイメージする。】
フレーズを、歌を歌うんです。
自分のパートが何をやっているのか?
その時のフレーズはどのようなものなのか?
それを把握しなくっちゃぁいけません。
バンド全体で演奏をしている時に、自分のパートだけで精一杯・・・
それではいけません。
自分のパートは何のためにあるのか?
それは、その時のフレーズを際立たせるためにあるはずです。
そうしたら・・・どうすればいいかが見えてくるでしょう。
自分のパートを演奏しながら、フレーズを歌うんです。
フレーズが歌えないで、自分のパートしか演奏できないんだったら、それは音楽にはなりません。
フレーズに合った音を出す。その為には、フレーズを歌うことが一番です。
フレーズだけ歌えても、自分のパートだけができても、ダメです。
同時進行ができないといけません。
その代わり、それができたら、最高のパートになれます。
本当です。みんなでそれができたら、最高のバンドになるんです。
歌ものをやっているのならば、歌を歌いましょう。
インストをやっているのなら、フレーズを歌いましょう。
自分のパートと、歌の同時進行ができるようになった時・・・
それは、すばらしい世界が開けます。
「なんて、歌いやすいバンドなの!!」って
歌の人が思ってくれます。
音楽を演奏していて、曲を演奏していて
一番メインになるのは、フレーズを演奏する人です。
だけれど、そのフレーズを支えている人がいるからこそ、メインが引き立つんです。
ぜひとも、メインを引き立てる天才になってください。
自分だけがメインなんだ!
俺はどうせ脇役・・・
おっと、やっと出番だ!
あいつばっかり目立ちやがって・・・
なんてことは思っちゃダメですよ!!
あなたがいるから、メインが光るんです。